2014年からです。

休日や夜間に会社に行かないで仕事がしたかったので、主に会社と自宅、たまに出先などです。

社内サーバーへのアクセスを行い、工事関係の図面、見積り作成を行っています。

FortigateでVPN＋リモートデスクトップを使ってアクセスしています。

前提として

• もともと前職では出張先や自宅で社内にアクセスできる環境があってそれなりの知験があった
• 今の会社に転職した際に、ネット環境の不備とセキュリティの脆弱さが心配で、サーバー等の更新の際にセキュリティを強化を行った

具体的には、

テレワーク開始から現在までの流れ

• 2014年初旬：工事関係の図面と見積り等を休日や夜間に自宅で作業をしたかった
• 専門業者に相談したところ自社の高くて使いにくいシステムを提案された
• 他に費用をあまりかけずにリモートワークができないか調べたところ、たまたまセキュリティ強化の為に導入したFortigateで
  VPN接続できることが判明
• 2014年7月：専門業者に設定等を依頼した。費用は固定IPの取得と使用料くらい
• 2016年8月：モバイルPCを購入した
• 2017年2月：メールをExchange Onlineに切替
  それまではローカルにメールデータをダウンロードしていたため、外部からアクセスする際に過去メールが見れなかった
• 2018年12月：工事部にiPadを導入し現場でメールや社内データ等へアクセス可能にした
• 2018年11月：勤怠管理をタイムカードからクラウドに移行
• 2020年4月7日～：コロナの関係で事務員2名をテレワークに切替
  工事部については現場がない時は自宅で工事関係の図面や見積り等の作業
  同時にZoomを導入し、テレワーク時にはiPadを傍らに置き、Zoomに常時接続し常にコンタクトできるようにした

• いつでもどこでも作業ができる
• 社員に働き方の幅（時間、場所）を持たせられる
• 今回のコロナのように外出自粛の中でも事業継続ができる

• いつでもどこでも仕事ができてしまうので切替を意識してしないとダラダラと常に仕事モードになる
• 作業内容や勤務時間等が社員の裁量によるところが大きいので会社として状況を把握できない
• 実労働時間の管理が難しい
  

   ・勤怠管理はクラウドだが実労働時間とあっているか不明

   ・うちの事務員は真面目なので昼間に子供の面倒をみていたら夜とか作業してそう

   ・サーバーへのログインの時間で管理すればよいのだが面倒

• 事務員をテレワークにすると会社の電話番がいない

社員から

• 作業する環境を整えるのが大変だった
  

   ・そもそも仕事をする部屋が無い

   ・机の問題（机が小さい・無い・低いので資料等を広げて作業するのが大変）

   ・若い社員はネット環境が携帯しかない。iPadのテザリングでは速度が遅い

   ・プリンターが無い。どうしようもない時はコンビニで印刷

   ・電話やFAXの問題

   ・子供の面倒などの環境の問題

• 旦那さんも在宅で昼ご飯の準備をしなくてはならなかった
• 慣れるまで作業効率が上がらない。やはり慣れても会社の方が何かと作業効率は良い

• 安全性とコストのバランス。お金をかけようと思えばいくらでもかけられる
• 自立した社員は良いがサボリーマンもいるので目が行き届かない難しさがある

• 自宅でかかった経費をどのように手当てするか（電気代、FAX、ネットワーク使用料など）
• 作業環境を整えるための費用（机、コピー機など）をどうするか。長引くのであればちゃんと環境を整えてあげたい
• どうしたら自宅で快適に効率よく作業できるか模索中。まずは何が問題かを洗い出すところから
• コロナ後、社員がテレワークを望んだ場合、受け入れるかどうか考え中

• 就業規則をテレワーク仕様にする
• サーバーのクラウド化